Keith Jarrett【The Melody At Night, With You】

Episode 26
ゆるふわブレインフィットネス
脳みそにも優しい刺激や柔らかい運動は絶対に必要だと思っております。
それが何かは、人によって異なると思いますが
私は音楽や本がメインで脳のフィットネスやワークアウトになってます。
という事で、
私のオススメのブレインフィットネスもこのブログで紹介させてください。
1発目は愛してやまない音楽から、
1枚の盤をご案内いたします。
脳の健康には音楽は必要不可欠な栄養素です。
Keith Jarrett【The Melody At Night, With You】
この音楽(盤)は、
キース・ジャレットというジャズピアニストの作品です。
録音は1998年12月ニュージャージー州ケイヴランドスタジオ録音
リリースは1999年10月。
レーベルはECM、このECMというレーベルのコンセプトは『The Most Beautiful Sound Next To Silence』【沈黙の次に美しい音】
まさにこの作品はその通りの作品だと思います。

1996年秋から体調を崩していたキース、
その闘病を支えてくれた奥様にキースが贈った音楽です。
収録されている曲は全て素晴らしいです、
ですがあえて一曲ピックアップしてご紹介したいと思います。
【Be My Love】
これは、とにかく聴いていただきたい一曲です。
これは説明不要の名演名曲なんです、
聴くしかないです。
この曲は1950年のミュージカル映画
“The Toast Of New Orleans”
生まれつき歌の才能を持った漁師の男がオペラ歌手と恋に落ちる話
その中で歌われた音楽です。
ちなみに私は山下達郎氏を敬愛しているのですが、
山下達郎氏もこの曲を歌われてます。
SEASON’S GREETINGSという盤に収められておりますが、
それはそれは言葉を失うほど素晴らしい名演でございます。
是非一度はお聴きくださいませ。
この盤の白眉がBe My Loveって訳ではないんですけど、
僕個人的にキースの心の奥底にある絶望と希望を感じ感慨を抱き圧倒的な感動を覚えた音楽はこの曲でして
下手の横好きで愛聴しております。
この様な素晴らしい音楽にほんの数分間耳を傾けるだけで、きわめて効果的な瞑想になると思います。
是非聴いてみてください。
愛する人への贈り物に。
Progress,not Perfection.
愛を込めて。